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１ 学習の基本
1-1 苦手意識の原因
1-2 上達のメカニズム
1-3 姿勢と考え方
1-4 発音の要点
２ 学習法
2-1 リスニング
2-2 リーディング
2-3 英会話
2-4 語彙力強化
３ 教材
3-1 TOEIC
3-2 英会話
3-3 リスニング
3-4 語彙力強化
４ 表現集
4-1 正しい英語表現
4-2 ネイティブ英会話
4-3 映画で英会話
4-4 ドラマでﾋﾞｼﾞﾈｽ英語
4-5 映画でﾋﾞｼﾞﾈｽ英語
4-6 本気の英単語攻略
4-7 ドラマでﾋﾞｼﾞﾈｽ英語
５ 留学体験記
5-1 アメリカ大学留学
5-2 おもしろ英語習得記
5-3 アメリカ旅行記
| 英会話に関する悩み◆一覧 （４） 多少発音が悪くても英会話はできるようになるのでしょうか？
昨日、市内のホテルのラウンジへ行ったら、年配の日本人ビジネスマン一人と３人の外国人が大声で話をしていました。 年配の日本人は、まさに英語を駆使してよどみなく外国人と会話をしていましたが、発音はとても流暢（りゅうちょう）とは言えません。 ローマ字発音で日本人にはとても聞き取りやすい発音でした。 しかし、会話の方はまったく問題なく、自信を持って３人の外国人と何か討論していた様子です。 私を含め、日本人はＲとＬ、ＴＨの発音が苦手ですが、多少発音が悪くても英会話は上達し、ネイティブと話せるようになるのでしょうか？
ご紹介のようなシーンは新幹線の中などでもよく見かけますね。 「発音が悪くても英会話はできるようになるか？」という質問に対する答えは "Yes." です。 おとなになってから英会話を始めた人にとって、英語の発音をマスターするのは至難の業です。 したがって、私を含む、たくさんの日本人は流暢とは言えない発音で英会話をマスターしていきます。 しかし、正しい発音をマスターしたほうが英会話の上達が早く、より高いレベルの英会話力に到達することは確かです。 日本人の英会話が上達していく過程では、リスニングとスピーキングが車の両輪のように同時に上達していきます。 中にはリスニングトレーニングだけで英会話力を身につける人もいるかも知れませんが、上達ペースは遅いはずです。 基本的に英語は、話せる表現は聞くことができ、聞くことができる表現は話すことができます。 この事は、英会話のトレーニングを経験したことがある人なら気づくことです。 これは文章単位だけでなく、単語レベル、音節レベルでも同じです。 私は、"Ｒ"や"Ｌ"の発音、"Ｔｈ" "S" "ＳＨ"など、不得意な発音はまったくと言っていいくらい放置してリスニングやスピーキングのトレーニングを重ねました。 具体的に言うと、聞き取りにくい音節は放っておいて、文章全体の音とリズムで無理矢理英語を理解していたのです。 したがって、英会話ができるようになった今でも、ネイティブの話す言葉を完全に聞き取ることはできません。 それでも、会話はできるので不自由しませんが、難易度の高い表現は聞き取れない部分が多くなり、正しく相手の言うことを理解するのに苦しみます。 また、スピーキングも同様です。 文章の中に、悪い発音が多く含まれると、相手に伝わりにくくなるか、伝わっても相手は強いストレスを感じてしまいます。 したがって、英会話の修得を目指しておられる方には、発音の基礎を大切にすることを勧めます。 "R" と "L"はどちらも日本語の「ら」行とは異なります。 "TH"と "S"と "SH" のどれもも日本語の「さ」行とは異なるのです。 私は、留学当初、「サラダ（salad）」という単語さえ通じませんでした。 これ以外にも、英語の発音ではアクセントとイントネーションも重要です。 英会話を始める人のほとんどは、たくさんの英語表現を覚え、すこしでも英語で自己表現したりネイティブと話したくなるものです。 しかし、急がばまわれ。 実践的な英会話を修得するためには、会話の練習と同時に、最も基本的な発音、それも音節レベルの発音の基礎をみっちりやっておくことが大切です。 参考図書 → 「工藤夕貴の発音革命  」 Amazon.comデビュー当時の工藤夕貴ちゃんはとてもカワユクてファンでした。 今では、知的で素敵な国際派女優になりましたね。 日本人が正しい発音をマスターするためにとてもいいトレーニング教材です。 |
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